「次にくるマンガ大賞2021」Webマンガ部門で第1位に輝いた超人気作『怪獣8号』。その中でも、物語が大きく動く第4巻は、手に汗握る激闘と衝撃の展開が詰まった必読の巻です。
本記事では、防衛隊の精鋭たちが繰り広げる死闘、そして主人公・日比野カフカの運命を決定づける瞬間を徹底的に深掘りします。保科副隊長の壮絶な戦い、亜城ミナ隊長の圧倒的な帰還、そしてカフカの禁断の変身。物語の核心に迫る見どころを、詳細なネタバレと感想を交えて解説します。
物語の転換点!『怪獣8号』第4巻のあらすじ
『怪獣8号』第4巻は、まさに物語の重大な転換点。第3巻から続く「立川基地襲撃事件」がクライマックスを迎え、主人公・日比野カフカの運命が大きく揺れ動きます。
保科副隊長と人型怪獣の死闘の決着、亜城ミナ隊長と四ノ宮キコルの鮮やかな連携、そして、仲間を救うためにカフカが「怪獣8号」の正体を明かす衝撃のシーン。英雄的な行為は、皮肉にも彼を「討伐対象」へと変え、物語は「囚われた怪獣8号」という新たな局面へ突入します。カフカの前に立ちはだかるのは、防衛隊史上最強と謳われる四ノ宮功長官。息を呑む展開が続きます。
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絶望と覚悟の死闘!保科副隊長 VS 人型怪獣
第4巻の幕開けは、保科宗四郎副隊長と人型怪獣(フォルティチュード9.0)の激闘です。圧倒的な再生能力を持つ怪獣に対し、保科は二刀流で猛攻を仕掛けますが、決定打を与えられません。
さらに怪獣は巨大化し、フォルティチュードは9.0にまで上昇。戦力全開放の末にスーツが限界を迎えた保科は、絶体絶命の窮地に陥ります。
薄れゆく意識の中、彼の脳裏に蘇ったのは、かつて「刀では怪獣に勝てない」と冷遇された自分を唯一認めてくれた亜城ミナの言葉でした。
「私が敵を射抜くときに道を切り開いてくれ」
ミナとの絆と、基地を守るという覚悟。それが満身創痍の保科を再び立ち上がらせ、死を覚悟した最後の一撃を繰り出させます。
希望の光!亜城ミナと四ノ宮キコル、最強の援軍到着
保科が力尽きようとしたその瞬間、戦場に響き渡る一声。
「皆よく耐えてくれた」
本部から帰還した亜城ミナ隊長が、解放戦力96%という圧倒的な火力で戦局を覆します。この登場シーンは、読者の誰もが胸を熱くした瞬間でしょう。
ミナの砲撃を耐え、再生しようとする怪獣。その隙を逃さず、保科が足の動きを封じ、四ノ宮キコルが斧で斬撃を叩き込む見事な連携プレイを見せます。そして生まれた一瞬の好機を、ミナが最後の弾丸で怪獣の核を撃ち抜き、死闘に終止符を打ちました。
涙の決断…カフカ、仲間の前で正体を明かす
人型怪獣を倒したのも束の間、基地には最大の危機が訪れます。怪獣が最後に呼び寄せた余獣たちが融合し、基地ごと消し飛ばすほどの「超巨大余獣爆弾」と化したのです。
もはや誰もが絶望したその時、日比野カフカは決断します。仲間たちの目の前で、禁断の姿――「怪獣8号」へと変身。渾身の一撃で爆弾を上空で粉砕し、基地を壊滅の危機から救いました。
しかし、英雄を待っていたのは賞賛ではありませんでした。カフカに向けられたのは、幼馴染である亜城ミナの冷たい銃口。
「日比野カフカ、いや怪獣8号。身柄を拘束する」
この瞬間、物語は怪獣との戦いから、人間社会との対立という新たなフェーズへと突入します。
新たな絶望か?最強の男・四ノ宮長官、現る
防衛隊本部に移送されたカフカの前に現れたのは、キコルの父であり、防衛隊のトップに立つ四ノ宮功長官。彼は、識別怪獣兵器(ナンバーズ)を唯一使いこなす「防衛隊史上最強の男」です。
対話を試みるカフカに対し、四ノ宮長官は一切耳を貸さず、容赦ない攻撃を開始します。カフカはなす術もなく吹き飛ばされ、絶望的な状況で第4巻は幕を閉じます。この引きは、カフカが「人類の敵」と「人間性」の狭間でどう戦うのか、読者の心を鷲掴みにします。
【まとめ】『怪獣8号』4巻は物語の核心に迫る重要巻!
『怪獣8号』第4巻は、激しいバトルとキャラクターの深い掘り下げが魅力の、まさに物語のターニングポイントです。
- 保科副隊長の死闘と第3部隊の絆
- カフカが正体を明かす衝撃の決断
- 最強の敵・四ノ宮長官の登場
仲間を救う英雄的行為が、カフカを「討伐対象」にしてしまう皮肉な展開は、今後の物語の核心となるテーマを読者に突きつけます。一方で、幼馴染であるミナとの関係性がどう変化していくのか、期待する声も多く上がっています。
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