【ネタバレ徹底解説】『ワンピース』112巻あらすじと感想｜エルバフ編の見どころ総まとめ！

2025年7月4日、ついに発売された『ワンピース』最新刊112巻。麦わらの一味は、長年の伏線があった巨人族の国「エルバフ」に上陸し、物語は最終章の核心へと迫ります。この記事では、多くのファンが待ち望んだロビンとサウロの感動の再会、そして「シャンクス双子説」を確定させる衝撃の展開まで、112巻のあらすじと見どころを徹底的にネタバレ解説！SBSで明かされた新情報や、今後の展開を占う重要伏線も余すところなくお届けします。

エルバフ編突入！『ワンピース』112巻のあらすじを徹底解説

巨人族の国「エルバフ」へ！待望の舞台に上陸

112巻の幕開けは、ウソップが「勇敢なる海の戦士」になることを夢見た伝説の地、巨人族の国「エルバフ」への上陸です。最終章の舞台として、これ以上ないほどファンの期待を煽ってきたこの地で、ルフィたちは新たな冒険へと踏み出します。荒れ狂う海を越えて辿り着いたエルバフで、麦わらの一味と巨人族との間に、どのような新たな絆が生まれるのでしょうか。

オハラの悲劇を越えて…ロビンとサウロ、涙の再会

物語は早くも大きな感動の渦に包まれます。かつてオハラの悲劇で命を落としたと思われていた巨人族の元海軍中将、ハグワール・D・サウロが、ニコ・ロビンの前に姿を現すのです。永い間、「オハラの悪魔」として孤独な道を歩んできたロビンにとって、恩人であるサウロの生存は心の底からの救いとなります。「ここで泣かないファンはいない」と言っても過言ではない、112巻最大の名シーンです。

平穏を破る不穏な影と「神の騎士団」の脅威

しかし、感動的な再会を祝う時間は長くは続きません。エルバフに不穏な侵入者の影が差し、世界政府の最高戦力「神の騎士団」が本格的に動き始めます。物語は一気に緊張感を増し、最終章ならではの予測不能な戦いの火蓋が切って落とされます。平穏なエルバフを舞台に、世界の根幹を揺るがす大きな争いが始まろうとしていました。

SBSで明かされた驚きのネタバレ情報

ロジャー海賊団の全役職が遂に判明！コック不在の衝撃

毎巻恒例のSBSコーナーでは、今回もファン垂涎の新情報が満載です。特に世界が震撼したのは「ゴール・D・ロジャー海賊団の全役職」の公開。船長ロジャー、副船長レイリーはもちろん、これまで謎に包まれていた航海士スコッパー・ギャバン、さらには戦術参謀ムーン・アイザックJr.といった詳細な役職が明らかに。そして驚くべきことに、ロジャーの船には「コック」が存在しなかったという事実も判明。若き日のシャンクスがマキノの料理に心から感動した理由が、ここに繋がっていたのかもしれません。

巨人族の新たな設定「ドスンダダ族」「ズシンドド族」とは？

SBSではさらに、巨人族の新たな設定として、人間族や小人族との混血種である「ドスンダダ族」や「ズシンドド族」の存在が明かされました。この新情報が『ワンピース』の世界観にさらなる深みを与えることは間違いありません。彼らが物語にどう関わってくるのか、ファンの間で早速熱い考察が交わされています。

まさかの再登場！伝説の賞金稼ぎギル・バスターの正体

極めつけは、1096話の回想シーンに登場したロックス海賊団のサングラスの男の正体。なんと、尾田栄一郎先生の初期読み切り作品『WANTED!』の主人公、ギル・バスターであったことが判明しました！故人でありながら、その懸賞金は873億4000万ベリーという規格外の金額。かつてスリラーバークでモリアに影を奪われていた四本腕の将軍ゾンビも彼だったという事実に、長年のファンは歓喜の声を上げています。

シャンクス双子説が確定！フィガーランド家の闇

瓜二つの兄「シャムロック聖」登場

長年ファンの間で囁かれてきた「シャンクス双子説」が、112巻でついに公式のものとなりました。天竜人の最高位「五老星」の一角として、シャンクスと瓜二つの容姿を持つ兄、フィガーランド・シャムロック聖が登場。その冷徹な眼差しと言動はシャンクスと好対照をなし、物語に不気味な深みを与えます。頂上戦争でシャンクスが見せた不可解な移動も、シャムrockの存在によって説明がつくのではないかと、考察は新たなステージへ突入しました。

ケルベロスの能力とシャンクスの剣「グリフォン」の新説

シャムロック聖は、作中でケルベロスを彷彿とさせる異形の姿を見せ、動物系幻獣種の能力者であることが強く示唆されます。この衝撃的な展開は、シャンクスの愛剣「グリフォン」にも悪魔の実が宿っているのではないかという説を再燃させました。フィガーランド家の双子という設定が、シャンクスの謎多き行動や物語全体の伏線にどう影響を与えるのか、目が離せません。

今後の『ワンピース』を占う伏線と考察

エルバフの王子ロキと「鉄雷（ラグニル）」の謎

「呪いの王子」と呼ばれていたエルバフの王子ロキが、殺人の冤罪を着せられていたことが確定。彼が放つ雷を操る技「鉄雷（ラグニル）」は、太陽の神ニカやルフィのゴムゴムの実との関連を強く匂わせます。ロキ、ルフィ、そしてニカ。三者の運命がエルバフでどのように交錯するのか、ファンの想像は尽きません。

スコッパー・ギャバンと軍子の意外な関係

ロジャー海賊団のNo.3、スコッパー・ギャバンがルフィをも凌駕するほどの高度な覇気の使い手であることが描かれ、今後の共闘に期待が高まります。また、SBSでは神の騎士団の紅一点「軍子」が、実はブルックの熱狂的なファンであり、過去に面識があったという衝撃の事実も発覚。記憶を失っている彼女とブルックの再会が、どのようなドラマを生むのか、今後の展開から目が離せません。

まとめ：『ワンピース』112巻は最終章の面白さが凝縮された必読の一冊！

『ワンピース』112巻は、エルバフ編の壮大な序章として、これまでの伏線を怒涛の勢いで回収しつつ、さらに多くの謎を提示する、まさに神巻でした。ロビンとサウロの再会に涙し、ロジャー海賊団やギル・バスターの新情報に驚き、そしてシャンクスの双子説確定に震撼する。物語が最終局面に向けて一気に加速していることを、誰もが実感したはずです。

この112巻をきっかけに、過去のエピソードを読み返せば、新たな発見がきっとあるでしょう。最新巻のあらすじ、ネタバレ、見どころをしっかり胸に刻み、これからの大冒険に備えましょう！