【ダンダダン】9巻ネタバレ徹底解説!巨大大仏ロボVS怪獣、美少女バモラ、口裂け女登場の衝撃展開を徹底考察

ダンダダン

龍幸伸先生が描く超常現象×青春物語『ダンダダン』。コミックス9巻は、オカルト、ラブコメ、バトル、ギャグの全ての要素が爆発し、物語のスケールを一気に飛躍させた転換点です。

この巻では、読者の想像を遥かに超える巨大な宇宙怪獣が登場。これに対抗するのは、まさかの大仏型巨大ロボット「グレートキンタ菩薩」です。さらに、激闘の果てに現れる宇宙美少女バモラの登場が、主人公オカルン(高倉健)のラブコメ戦線を急加速させます。そして、日本の都市伝説における最強クラスの怪異**「口裂け女」**が満を持して登場し、新たな恐怖の幕が開けます。

この記事では、ダンダダン 9巻の全見どころを徹底的にネタバレ解説します。また、アニメ第2期からの続きを漫画で読むべき話数や、読者の熱狂的な感想を交えながら、この「カオスなのに面白い」作劇の秘密に迫ります。9巻の衝撃的な展開を深く知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

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アニメ第2期からの接続点:漫画の続きは「何話」から読める?

アニメ『ダンダダン』第2期の放送が決定し、続きをすぐに原作漫画で読みたいという読者が増えています。原作コミックス9巻は、ちょうど物語が大きなクライマックスを迎え、次のフェーズへと移行する非常に重要な巻です。

9巻の収録話数とアニメ2期の終着点

アニメ第2期(全12話/通算24話)は、原作の邪視編がクライマックスを迎える場面までが収録される見込みです。公式情報に基づき、アニメ第2期の終着点は、巨大大仏ロボットが宇宙怪獣との激闘に一つの決着を迎える**第71話「ロボットも怪獣もこりごりだ」**までと判明しています。

漫画の続きを読み始めるべき話数

したがって、アニメ第2期の熱狂冷めやらぬまま、すぐに物語の続きを楽しみたい方は、コミックス9巻の**第72話「だれか翻訳してくれ」**から読み進めるのが最適です。

項目詳細
アニメ2期の終着点9巻 第71話 まで
漫画の続きの開始点9巻 第72話「だれか翻訳してくれ」 から
9巻の収録範囲第68話「金太のイメージ」〜 第76話「どーするこいつ」

9巻最大のクライマックス:巨大大仏ロボVS宇宙怪獣(ネタバレ)

ダンダダン 9巻の最大のハイライトは、物語のスケールを特撮映画レベルにまで飛躍させた、巨大な宇宙怪獣との大決戦です。

「男のロマン」を具現化した巨大ロボットの誕生

町を暗黒空間に飲み込もうとする巨大怪獣に対抗するため、オカルンたちは綾瀬家の修復に使われていたナノスキンを巨大化させることを思いつきます。ナノスキンは、操縦者の脳のイメージに応じて形を変える特性を持っています。

ここで活躍するのが、クラスメイトの坂田金太(通称「エロ助」)です。オカルンではイメージできなかった巨大な”何か”を、金太の**「男のロマン」**溢れる厨二病的なイメージが具現化させます。

必殺技は「パワーボム」!グレートキンタ菩薩ゼータバージョン

誕生したのは、まさかの大仏型巨大ロボットです。

  • ロボット名: グレートキンタ菩薩ゼータバージョン
  • 特徴: 綾瀬桃(モモ)とアイラ(白鳥愛羅)が搭乗し、二人の超能力を拡大して使用できる特注仕様。
  • 決着: モモとアイラの力を最大限に駆使した後、トドメはプロレス技**「パワーボム」**を怪獣にお見舞いするという、理屈を超えた展開で決着します。

この一連の激闘は、『機動戦士ガンダム』をはじめとする特撮やロボットアニメへの愛とオマージュに満ちており、読者からは「要素の詰め込みすぎだが、理屈抜きで熱い」「厨二心を刺激される」と絶賛されました。

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衝撃の新展開:宇宙美少女バモラ登場でラブコメが急加速(ネタバレ)

巨大怪獣とのバトルに勝利した後、物語は再び斜め上に急展開します。

怪獣の着ぐるみから現れた美少女「バモラ」

捕獲した怪獣の外皮(着ぐるみのようなもの)のチャックを開けると、中から謎の美少女が現れます。彼女の名はバモラ

バモラは、自身の星の**「自分より強い者と結婚する」という強烈な掟に従い、激闘を制したオカルン(高倉健)にいきなりキス**をするという行動に出ます。

オカルンのモテモテ展開と新たな恋のライバル

この衝撃的な展開により、オカルンは以下の3人の美少女に囲まれる、モテモテ状態に突入します。

  1. 綾瀬桃(モモ):幼馴染にして、オカルトバトルを共にする相棒。
  2. 白鳥愛羅(アイラ):自称オカルンの彼女。
  3. バモラ:強引なアプローチを仕掛けてきた宇宙美少女。

バモラは言葉が通じないものの、星子(モモの祖母)の連絡により、留学生としてオカルンと同じクラスに転入することになります。これにより、モモとバモラの間で新たな恋のライバル関係が激化し、物語のラブコメパートが大きくヒートアップします。

新たな恐怖:レジェンド怪異「口裂け女」との遭遇(あらすじ)

バモラの登場で日常パートが戻りつつある中、物語の終盤では新たな怪異との遭遇が描かれます。

「知名度=強さ」の法則とレジェンド怪異の登場

『ダンダダン』の世界では、怪異の強さはその**「知名度(人々の認識)」に比例するという法則が示唆されています。9巻の終盤で満を持して登場するのは、日本の都市伝説におけるレジェンド的存在、「口裂け女」**です。

口裂け女は、ターボババアなどのこれまで登場した怪異よりもさらに知名度が高いとされており、その登場は物語のホラーレベルと緊張感を一気に引き上げます。モモとバモラは、おばあちゃんに禁止されていた近道を使ったことで、口裂け女に遭遇してしまいます。

撃退法と次なる強敵への布石

「私、綺麗?」と問いかけてくる口裂け女に対し、モモとバモラは有名な撃退法の一つである**「ポマードを3回唱える」**ことで、その場を切り抜けます。

しかし、この怪異は、オカルンたちが手こずった宇宙人たちを容易に粉砕するほどの強力さを見せており、今後の物語(特に10巻以降の外宇宙・クル編)における重要な脅威、そして仲間となる可能性すら示唆されています。

なぜ面白い?読者の熱狂を呼ぶ「カオスな作劇術」分析

『ダンダダン』9巻は、要素を詰め込みすぎでありながら、読者から「中毒性が高い」「アツい」と絶賛されています。この**混沌(カオス)**が成立する理由を分析します。

「物語の論理より漫画としての快感」を優先

本作の最大の特徴は、伏線の丁寧な回収よりも、読者の理解が追いつく前に次の展開が始まる異次元のスピード感です。これは、作者である龍幸伸先生の「物語の論理よりも、まず漫画として読者が興奮し、面白く感じる瞬間を優先する」という明確な作劇哲学に基づいています。

理屈抜きにカッコいい巨大ロボットの登場や、唐突な美少女のキスといった大胆な展開が、確かな画力と勢い(テンポ)によって押し切られ、読者を強引に引き込んでしまう力が本作の真骨頂です。

異色の“縦軸”:「キンタマ探し」が物語の芯を貫く

バトル、ホラー、SF、ラブコメといったジャンルが目まぐるしく入れ替わる中で、物語が破綻しないのは、一貫して変わらない目的、オカルンの失われた**「キンタマ探し」“縦軸”**として機能しているからです。

このシンプルかつ異色な目標が、物語全体を貫く揺るぎないコアとなり、どれだけ展開が飛躍しても、読者が「ああ、目的はこれだ」と立ち返ることができる基盤を提供しています。この構成力こそが、『ダンダダン』の混沌とした世界観を成立させている最大の秘密です。

まとめ:9巻を読んだら次は72話から!

『ダンダダン』コミックス9巻は、巨大ロボットバトルから宇宙美少女バモラの登場によるラブコメの急加速、そして口裂け女との遭遇によるホラーのレベルアップまで、すべての要素が凝縮された、まさに熱狂の混沌とも言える一冊です。

アニメ第2期は9巻の第71話までを収録予定です。続きの展開をすぐに追体験したい方は、ぜひ**9巻の第72話「だれか翻訳してくれ」**から漫画を読み始め、この異次元の物語に飛び込んでみてください。

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