『キングダム 10巻』は、物語の大きな転換点となる巻です。
信、河了貂、羌瘣がそれぞれの道を歩み始め、秦国内の政治的な対立も激化します。
本記事では、『キングダム 10巻』のあらすじやネタバレ、見どころ、さらには読者の感想を詳しく紹介します。
『キングダム 10巻』のあらすじ【ネタバレ注意】
内政の危機!呂不韋の登場
『キングダム 10巻』では、政(嬴政)が目指す中華統一にとって、最大の障害となる呂不韋が本格的に動き出します。
呂不韋は、圧倒的な財力と「四柱」と呼ばれる優秀な側近を従えており、政の暗殺未遂事件にも関与。
しかし、彼はその罪を堂々と認めながらも巧みにかわし、秦国の政治を牛耳ろうとします。
呂不韋の登場によって、政陣営は窮地に追い込まれますが、彼自身もこの状況を打破しようと決意します。
それぞれの旅立ちと決意
10巻では、信、河了貂、羌瘣の3人がそれぞれの道を進み始めます。
信の修行
信は自身の未熟さを痛感し、大将軍になるための修行を志願。
王騎将軍の元へと向かい、彼の指導のもとで戦場の実践経験を積むことになります。
王騎は「実戦こそが最良の修行」と説き、信を無国籍地帯に送り込むことを決めます。
河了貂、軍師の道へ
信とともに戦場を駆けるため、河了貂は軍師になることを決意。
意外にも、敵対勢力である呂不韋の側近・昌平君の元で学ぶことになります。
昌平君は優れた軍師であり、貂にとっては厳しい道のりが待ち受けています。
羌瘣の仇討ち
羌瘣は、一族を滅ぼした仇を討つため、信と貂に別れを告げて旅立ちます。
彼女の戦いは、今後の物語において重要な要素となっていきます。
『キングダム 10巻』の見どころ
① 呂不韋の存在感と策略
呂不韋は『キングダム』の中でも屈指の策略家です。
彼の堂々とした態度と知略が光る場面が多く、特に「政の暗殺未遂を認めながらも逃れる」というシーンは印象的です。
彼の存在により、物語の緊張感が一気に高まります。
② 信と王騎の師弟関係
王騎は『キングダム』の中でも屈指の人気キャラクターであり、彼の言動や指導方針は多くの読者を魅了しています。
信に対しても実戦を重視した修行を課し、将軍としての心構えを伝授します。
③ 河了貂の成長
河了貂が軍師の道を歩み始めることで、戦略や知略が物語の重要な要素となります。
昌平君の元でどのように成長していくのかが見どころのひとつです。
『キングダム 10巻』の感想・レビュー
『キングダム 10巻』は、まさに新たな章の幕開けとも言える内容でした。
読者の感想をいくつか紹介します。
- 「呂不韋、あっさり政の暗殺未遂を認める!なんというふてぶてしさ。」
- 「王騎やべえかっこいい…信の成長が楽しみ!」
- 「河了貂が軍師に!可愛いし、今後の活躍が期待できる!」
呂不韋の策略、信の修行、貂の成長、それぞれの要素が絡み合い、次巻以降の展開がますます気になる巻でした。
まとめ
『キングダム 10巻』は、信、河了貂、羌瘣がそれぞれの道を歩み始める重要な巻です。
呂不韋の登場により秦国の政治は混迷を極め、信は王騎の元で修行を開始。
貂は軍師となるため昌平君の元へ、羌瘣は仇討ちの旅へと出発します。
それぞれの成長と新たな展開により、今後の『キングダム』の物語がますます楽しみになります。