【アオアシ】36巻あらすじ完全解説!バルサ戦前半の激闘とアシトの進化がすごい

アオアシ

サッカー漫画『アオアシ』の最新刊、36巻がついに発売され、読者の間で大きな話題を呼んでいます。本巻では、ついに世界屈指の強豪クラブ・FCバルセロナユース(通称バルサ)との直接対決が開幕。試合はアルカスカップの前半戦という位置づけながら、まるで最終決戦のような熱量が詰まっています。本記事では、『アオアシ』36巻のあらすじをネタバレ込みで詳細に解説しつつ、見どころや感想を交えてレビュー。アシトの進化、福田監督の秘策、そしてバルサの強さとその攻略法など、読み応えたっぷりの内容をお届けします。

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バルサ戦開幕!世界最高峰との死闘が始まる

『アオアシ』36巻の基本情報と注目ポイント

『アオアシ』36巻は、2024年6月28日に小学館から発売されました。物語の中心は、東京シティ・エスペリオンユースとバルサユースとの試合。特に今回は、前半戦がメインに描かれ、読者は手に汗握る攻防の連続を目撃することになります。

  • 発売日:2024年6月28日
  • 価格:770円(税込)
  • 試合構成:FCバルセロナユース vs 東京シティ・エスペリオンユース(アルカスカップ前半)

バルサの戦術はポゼッションサッカー。その美学とも言えるスタイルに、エスペリオンがどう立ち向かうかが今巻の大きな見どころです。

試合序盤:バルサの先制とエスペリオンの覚悟

試合は序盤からバルサのポゼッションで進行。エスペリオンは守備時4-4-2、攻撃時は4-2-3-1の布陣で応戦しますが、高い技術とフィジカルを誇るバルサの前に押し込まれる展開に。ジャカ、ガトー、シノといった選手の連携から、バルサが32分に先制点を奪取します。

しかし、ここでエスペリオンが崩れないのが『アオアシ』。福田監督が冷静に「今のチャレンジは良い」と鼓舞し、選手たちは再び士気を高めます。この時点で、高杉やアシトといった主要メンバーの“覚醒前夜”が描かれている点にも注目です。


アシトの精神的成長と守備の進化が熱い!

フィジカルでは勝てない?アシトの知恵と読みが光るシーン

アシトにとって、フィジカルの強いジャカとのマッチアップはかつてのトラウマを想起させるものでした。過去、トリポネに完敗した記憶を持つアシトは、今回は違います。スピードと体格で劣る相手に対し、絶妙な距離感とタイミングで対応し、冷静に守る姿勢を見せます。

特に、阿久津との連携でジャカを挟み撃ちにし、ボールを奪った場面は、アシトの成長の象徴。これはただの個人プレーではなく、信頼と戦術理解に基づいた守備であり、アシトが“戦術を体現できる選手”へと進化している証でした。

無言の連携プレーが生み出す感動

アシトと阿久津の間に言葉はありません。しかし、視線と状況判断だけで行われた連携プレーは、まさに“テレパシー”のよう。これまで何度も衝突してきた二人だからこそ成立したプレーは、多くの読者にとって感動的な名場面といえるでしょう。

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福田監督の秘策「オールコート・マンツーマン」とは?

オブシダンを起点に崩すハイプレス戦略

福田監督が温めていた“秘策”がついに発動します。それが「オールコート・マンツーマン」。この戦術は、相手選手一人ひとりに常にマークをつけ、自由を奪うという高リスクなスタイル。しかし、ここでの注目ポイントは、単なるマンツーマンではなく「パスズレを誘発するプレス起点」を軸にした、非常に緻密な設計だったという点です。

  • 高杉がオブシダンに完璧なタイミングでプレッシャーをかけ、視線を落とさせる(ヘッドダウン)
  • 結果としてパスの精度が下がり、チーム全体のリズムが崩れる

この一連の流れが機能したことにより、試合の流れはエスペリオンに傾いていきます。

凛胴の疾走と栗林の同点弾

高杉のプレス成功→冨樫のボール奪取→凛胴の突破→桐木のシュート→栗林のヒールシュート…
という一連の攻撃は、まさに“組織としてのエスペリオン”の美しさを象徴する流れです。栗林のヒールによる同点弾は、読み合いの末に生まれた一瞬の煌きであり、読者の心を強く打つプレーでした。


キャラクターたちの心理描写と今後の伏線

バルサの焦燥とエスペリオンの高揚

前半終了時点で1-1。エスペリオンは戦えるという自信を掴み、観客からもスタンディングオベーションが贈られます。一方、バルサのロッカールームには沈黙と苛立ちが充満。このコントラストが物語の厚みを一層深めています

  • 栗林のデミアンへの挑発
  • 福田監督の「同点が早すぎた」という不安
  • 後半からのバルサの“切り札”投入(デミアン&スザク)

これらの要素は、次巻への強烈なフックとなっており、読者の期待を高める巧みな構成となっています。

巻末スピンオフ「アオアシ ミッドナイト・ダイナー」も必見!

中村平を主人公としたスピンオフ読切「ミッドナイト・ダイナー」前編が巻末に収録。これまでスポットの当たりにくかった選手の背景に迫る構成は、原作ファンにとって非常に価値ある読み物です。後編は次巻に収録予定のため、そちらも見逃せません。


まとめ

『アオアシ』36巻は、ただの“サッカー漫画”ではなく、戦術・成長・人間ドラマの融合が楽しめる傑作巻!

『アオアシ』36巻では、世界最強クラスのクラブ・バルサユースとの激戦を通して、主人公アシトを中心としたチームの成長が描かれました。あらすじとしては、前半で先制を許しながらも福田監督の秘策「オールコート・マンツーマン」によって同点に追いつくという流れですが、その裏にはアシトの精神的な成長やチームの絆、戦術の進化など多くのドラマが詰まっています。

また、栗林のヒールシュートやアシトと阿久津の無言の連携プレーといった“見どころ”が随所にちりばめられており、読者に強烈な印象を残しました。

後半戦の開始とともに、バルサは本気の布陣を敷いてくることが予想され、アシトたちの更なる試練が待ち受けています。37巻以降の展開に、ファンとしては期待せずにはいられません

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