最近、ネット上で話題沸騰中のマンガ『腐女子除霊師オサム』をご存知ですか?この作品は、抱腹絶倒のバトルやユニークなキャラクター設定が多くの読者を魅了し、SNS上でも大きな注目を集めています。
「全ページおもしろいのズルい」「涙出るほど笑ったマンガ久しぶりだわ」といった声が相次ぎ、公式Twitterのつぶやきも1.6万件のRTと1.4万件のいいねを記録。さらには、「例のマンガ」と呼ばれ、Twitterトレンド入りするほどの人気を博しています。
作品概要
『腐女子除霊師オサム』は、ゲタバ子による日本の漫画作品で、2021年7月5日に『少年ジャンプ+』で読み切りが配信されました。作者のゲタバ子は本作が初の発表作ですが、コマ割り、構図、ストーリー展開などが高い完成度を示しており、一部では既にデビューしている漫画家の別名義ではないかという説もあります。
読み切りが好評を博し、連載化されると、タイトルが『限界煩悩活劇オサム』と改題され、2022年9月2日から2023年8月25日まで『少年ジャンプ+』で連載されました。
物語は、主人公の春山カイカが自室に棲み付く怨霊を除霊師に頼むが、手に負えないほど凶暴な怨霊に出くわすところから始まります。そこでカイカは女子高生除霊師の乾オサムに助けを求めます。オサムは怨霊との対話や戦闘を通じて、様々な困難に立ち向かいながらも、互いの友情を育んでいく姿が描かれています。
あらすじ
女子高生の春山カイカは、自分の部屋に住み着いた危険な怨霊を除霊師に頼もうとします。しかし、除霊師は怨霊が手に負えないほど凶暴で、逃げ出してしまいます。そこで、カイカは女子高生除霊師の乾オサムに助けを求めます。
オサムはコミックマーケットの会場を通り抜けることに成功し、カイカの部屋に向かいます。カイカの部屋で怨霊の存在を確認したオサムは、怨霊が「ヒスバン」という言葉を叫びながら暴れていることを知ります。怨霊との対話では解決できないと悟ったオサムは、怨念を吐き出し切らすために除霊ナックル「カタライ」を装着し、怨霊との戦いに挑みます。
長時間にわたる戦いの末、オサムとカイカの連携により怨霊は成仏します。しかし、戦闘によって部屋が荒れ果ててしまいます。オサムはカイカに謝罪し、修繕費を支払います。その後、カイカは部屋を修理する間、オサムの家に泊まることを提案します。
オサムの家でカイカがカレーを作り、2人は仲良く食事をします。オサムはカイカを「伝説の非実在ギャル」と称え、彼女もその言葉の意味がわからないまま、笑顔で返答します。この出来事を通じて、オサムとカイカは不思議な絆で結ばれ、怨霊の除霊という困難に立ち向かいながらも、互いの友情を育んでいくのでした。
登場キャラクター
乾 オサム
- 年齢: 16歳
- 職業: 除霊師の女子高生
- 性格: 陰気で人とのコミュニケーションが苦手
- 趣味: 漫画を読むこと、特に腐女子向けの作品が好きである
- 特徴: 一人暮らしをしており、除霊能力は一部の霊体にのみ有効。腐女子であるため、漫画『撃叩メンカーバン』のヒスバン派であることから、周囲からは「腐女子除霊師」として知られている。
春山 カイカ
- 年齢: 16歳
- 職業: 女子高生
- 特徴: 非オタクであり、オサムとは対照的な性格を持つ。一人暮らしを始めるも、賃貸住宅に怨霊が棲み付いている事故物件に住んでしまう。オサムからは「非実在ギャル」と呼ばれており、オタクに優しい性格を持っている。
怨霊
- 特徴: カイカの部屋に棲み付く怨霊であり、前の住人の怨霊とされる。漫画『撃叩メンカーバン』ではバンヒス派として描かれ、カイカをヒスバン派と誤解していた。部屋のデザインや配置からカイカをヒスバン派と思い込んでいたが、その後数時間の殴り合いの末に成仏した。
まとめ
この作品の特徴の一つは、直接的な意見を避けるために「例のマンガ」と呼ばれることが多いこと。そのため、ネットユーザーの間で話題になると、関連ワードがトレンド入りするなど、SNS上がお祭り騒ぎになることも。絵柄や構成の完成度が高く、一部ではベテランマンガ家の別名義ではないかとの憶測も。
このマンガの49ページのギャグ読切では、学校では陰キャな女子・乾オサムが、特定分野に特化した除霊師として登場します。ある日、彼女はギャル・春山カイカから除霊を頼まれることに。オサムは一度は断ろうとしますが、その怨霊が自分の特定分野に属する霊だと感じ、引き受けることに。そこから展開するストーリーは、笑いと感動が詰まっています。
『腐女子除霊師オサム』は、多くの人が読んで楽しんでいる作品。気になる方は、ぜひ一度チェックしてみてください!